『タンビエットの唄』伊藤えり子

今日は梅田芸術劇場の下にある、シアタードラマシティで公演された『タンビエットの唄』というミュージカルの物販(パンフやグッズを売る仕事)を手伝ってきました☆
お芝居も見れて一石三鳥くらいのお得感がありました。
ドラマシティは大きな劇場で、キャストもそうそうたるメンバーでした。
主演は安寿ミラさん。私、昔宝塚にはまってた頃、この方が大好きでよく劇場に足を運んだものです。
今はすごくきれいなお姉さんという感じですが、あの頃は超スタイルいいかっこいい男子!だったのです。あの頃は安寿ミラさんがトップで2番手は真矢みきさんでした。なつかし〜☆☆☆
宝塚以来に安寿さんを見るのでワクワクしながら見ていると、お芝居はそんなに軽いものじゃあございませんでした…

ストーリーはベトナム戦争のお話で、戦争がベトナムの人たちの運命を狂わせてしまった本当に悲惨な物語でした。
でも、実際にこういうことは数多くあったのかもしれないというリアリティに見ていてひきつけられました。
私はベトナム戦争を知らないし、歴史の教科書でしか見たことはないですが、そんなに昔のことではないので今でもこの戦争を体験した人たちが一生懸命、もがきながら生きているのだと思うと本当に胸が痛くなりました・・・

戦争で幸せになれるひとなんていないのです。


今日のお客様は、ベトナム戦争をあの頃ニュースでリアルタイムに見ていた、やはり年配の(私の母くらい〜上)方が多かったのですが、お芝居でこういう歴史を伝えていくのはとても大切なことだな、と改めて思いました。お芝居が出来るって本当に平和だし素晴らしいことです。
今、大阪の府知事が新しい方に変わり、これから財政を立て直す為に数々の文化施設や劇場を廃止しようとしているのだそうです。
なんだかやりきれない気持ちがこみ上げますが、私たちに出来ることはそれでもやっぱりお芝居をしていくしかありません。
これからの未来を平和で豊かにするために、本当は何が大切なのかな。
子どもが笑える世界ってどういう世界なのかな。

改めて考え直した、たまにはまじめなブログでした。