『ルミナリエ』ながつまな

Aripe2007-12-18

行って来ました!!
神戸の冬の祭典
ルミナリエ

なんと、今回私、7年ぶりのルミナリエだったんですが、
相変わらずとっても綺麗で、
寒さも吹き飛んでしまって、はしゃいでしまいました。

7年前は無法地帯だった、スタート地点、元町大丸付近も、すっかり交通整理されて、
一度ルミナリエへの波に飲み込まれると、
途中で出る事も困難、横入りはまず無理でしょう。
そのお陰で、ショッピングやお茶やお食事を楽しみたい方も、安全で快適な元町になってました。
私が毎年欠かさず行っていた、初回から7年前までは、
年々観客は増えるし、大丸、南京町辺りはもう無法地帯。
大丸から斜め前のアルマーニに行きたいなーと思っても、
人ごみに阻まれて道を渡れないなんて事もありました。
今思うと、かなり危ない状態ですよね。

何年か前までは穴場だった、神戸市役所の上のほうから見るルミナリエも、
今ではすっかりお馴染みコースみたいになっていて、
市役所の前は長蛇の列!!
7年前は、お母さんたちが、お茶とアメちゃん持参で優雅に行ってたのにな〜

でも、
ルミナリエが今後も続いてくれて、沢山の人々が見に来てくださるのは、
とても嬉しいです。

なぜなら、ルミナリエ
神戸の震災復興の象徴みたいなモノだからです。
ルミナリエが始まったのも、
震災直後の神戸に、活気と人々の活力を取り戻そうと、
イタリアかどっかの職人さんが来て下さって始まったんです。
ゴール地点、光の宮殿みたいになっている、東遊園地には、震災で亡くなった方達のモニュメントがあったりもします。
最初の頃は、
まだ震災の傷跡が沢山残る神戸や、仮設で寒い冬を越さなきゃいけなかった人達に
どんなに勇気や希望を与えてくれたことでしょう。
ルミナリエは、震災経験者の私には、そんな事を思い出させてくれる、
数少ない機会でもあります。

そんなルミナリエも、入場料を取るわけでもなく、
毎年、来年は無いかも、
と言われ続けているにもかかわらず、
今まで続けてくれている、縁の下の力持ちの方々に本当に感謝したいです。

また来年も、聖なる12月に光のトンネルをくぐれますように。