『MIMI』伊藤えり子

耳かき…
すごくすっごく大好きです◎
今もおうちに帰ってきてこれを書きながらかいてます!

朝起きて耳かき。ご飯食べて耳かき。寝る前に耳かき。趣味、耳かき。三度の飯より、耳かきです。
好きすぎて、マイ耳かきも作りました。自分用にカッターで削って、一番いい角度にカーブもつけて。けれど、厚みが薄すぎて(分厚いと私の耳には入らないんです)1ヶ月弱である日突然折れました…

耳かきについて書き始めるとちょっとテンション上がってきましたが、
昔、私が耳かきにはまり始めた頃、電車に乗っていると、前に立っていたサラリーマンらしきおじ様が、おもろむろにスーツの胸内ポケットからマイ綿棒を取り出しラッシュ時の満員電車(激揺れ)の中、慣れた手つきでおそらく日課となっている「スタンディング耳かき」をお始めになったのであります。あ。あまりに尊敬しすぎて言葉がおかしくなってしまった!とにかくすごいもん見たー、とその日は大興奮でした!!
という出来事がありました。

その数日後、写真撮影のお仕事で北摂に行ったとき、移動の車を(なぜか)カメラマンさんが運転していたのですが、その方が信号待ちの時に、またもおもむろに(あ〜、アレなんていうんやろ〜、あの運転席と助手席のおでこの先にある日差しよけみたいな前とか横に動くやつ〜…分かるでしょ?)○○○(←好きな呼び名で)のポッケ部分からマイ耳かきを取り出だしたのです!そしてなんと!運転しながら、耳かきをお始めになったのです!!!!!!!!しかも他のスタッフの方たちとお話しながら!!!

私には無理です…どれだけ心を許せるお友達だろうと、お母さんだろうと耳かきしているときに話しかけられたりなんかしたら、いくら穏やかにしようとしても一瞬は「イラッ」としていしまいます…っていうか、運転しながら耳かくなんて!神業!!
すごい…そんな凄いことができてしまうあのお方たちは私にとってやはり神に値する方たちなのです。

以上、伊藤から耳かきの神様たちのお話でした。